食欲を力づくで抑えるのは無理だ

「あんたよう我慢できるな」

ダイエットをはじめてからよく言われる言葉がコレ。
僕個人としてはあまり我慢をしているつもりはないのですが、周りからするとそう見えるらしい。
世間のイメージでは「やせる=食べることを我慢する」という方程式が成り立っているからでしょう。

先日読んだ本の中に「食欲を抑えるためにすること」という項目がありました。
ほほう、なるほど。
と読み進めてみると…。

①食べ物を手の届く場所に置かないこと
②そもそも家に食べ物を置かないこと
③買い物は必要な食材のみにとどめること

とありました。
「間食や過食を防ぐ究極の方法は、食べないことではなく、買わないこと」というコメントとともに。

確かに究極はこの方法なんでしょうね。

だけどね。僕は思うわけですよ。
現代のライフスタイルに合わないんじゃないの?と。
(そもそも「禁止の言葉を使ったものは脳が拒絶する」んだからなおのこと拒絶しちゃう)

①と②に関しては、買わないようにしたとしてもお腹が空けばいつでも買いに行けるのが現代です。
街中には24時間営業のコンビニエンスストアがあふれ、よほどの田舎でないと常に開いているお店があります。
またコンビニだけでなくスーパーマーケットも長時間営業のお店が多くなってきました。
すなわち買いに行こうと思えばいつでも買いに行けるということです。お腹が空いて我慢できなくなれば、自然とこれらのお店に足が向くのが想像できます。

③に関しては、日々の食材を毎日のように商店街で購入するサザエさんのような生活ならいいのでしょうが、共働き世帯が増えている今となってはまとめ買いが一つのキーワードとなっています。
「スーパーマーケットの安売りやまとめ買いは禁止です」とあるけれど、これらを禁止されても生活できる家庭環境なんでしょうね、この著者は(「さすがお医者さんだな!」とひがんじゃう)。家計的に安売り重視な我が家とはえらい違いです(笑)。

「じゃあ、あんたはどうしてんの?」

だから何度も言ってるけど、食欲を抑えてないんだってば!
食べたいと思う感情を抑えるなんて不可能だもの。
僕がとっている策を、先のダイエット本にならって3つあげようと思います。

①カロリーの低いものをちょこちょこ食べる
②お腹が空かないように食べ方を工夫する
③ごはんの代わりにおかずを食べる

とりあえずこの3つかなと思います。

①に関しては、とにかくカロリーの低いものをちょこちょこっと食べてます。
フル活用しているのはガーナのスリムパック。チョコ1枚で22kcalなので、それをじっくりと味わって食べてます。

②に関しては、僕はコーヒーと紅茶を多飲しています。特に夏場は麦茶を飲むように飲んでます(笑)。
僕の場合はコーヒーを飲むとなぜか食欲が抑えられるので、重宝しています。
カフェインの摂りすぎが気になるところではありますが、今のところ睡眠障害は起こっていないので、問題ないと考えています。

③に関しては、主食を減らすと体重が減るということがわかってきたので、ちょっと体重が増えた時には夜に食べるごはんを減らす。もしくはまったく食べないようにしています。
よく食べるのは鶏胸肉にお肉やわらかの素をまぶして焼いたもの。低カロリーなのでありがたいです。
ちなみに、鶏胸肉は170gで197kcalと計算しています。ごはん(白米)だと180gで302kcal。それを考えると逆にごはんを食べるのがバカらしくもなります(笑)。

先に述べた方法は、確かに究極の方法だと思います。
ですが究極の方法をとらずとも、ダイエットを成功させることは可能です。
ですので生理的欲求の一つである「食欲」を無理やり抑えようと考えず、食欲に負けることを想定した上での行動を考えていく方がストレスなくダイエットできると思います。

ストレスでも太るって言われるんだから、ストレスのない方法でダイエットしましょうよ。

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