嫌な相手に対してがっぷり四つに組むな
上司との人間関係にうまくいってない時って、つらいですよね。
本当なら顔を見るのも嫌なのに、「報・連・相」の名の下にいちいち報告連絡相談をしなければならない。
さらに理不尽な上司だと、メールでの報・連・相を認めない(チェック漏れする恐れがあるからとかの理由で)人もいる。
そうなると、どうしても対面する必要が出てきます。
嫌なのに。
そんな時のコツは、その上司とのポジションをアジャストメント(調整)して報告することです。
相撲でいうとがっぷり四つに組むことが王道なのでしょうが、真正面から相手を受け入れるのはこちらの力量も必要となります。軽量力士なんかは苦労していますよね。
だけど、その場合少しポジションをずらすことで相手の力を軽減することができます。
これは人間関係でも同じことなのですよ。
カウンセリングの場などでも、あえて体の向きをずらすことがあります。
正面で向き合うことに嫌悪感を抱くクライエントの方って、案外多いものなのですよ。
そんなクライエントはこちらに正対しないものなので、こちらも相手と同じ角度に体の向きをずらします。
それと同じことをしてみましょう!
例えば、上司の前に立って報告する場合は、正面に立つことを避けます。
真正面でなくやや斜めの位置から報告するくらいでちょうどいいでしょう。真横に立つとよりいいと思います。
そうすると相手と目を合わせにくくなります。
相手と目を合わせにくくなる。目を合わせなくなると、
・自分自身が過度に緊張しなくなる
・上司の恐怖感が軽減される
・上司も強く言いにくい
ということが起こります。そのことから、
・お互いに親近感がわきやすくなる
という効果もあります。
まるで仲の良いカップルが向かい合わせでなく横並びで座るように、親近感がわきます。
(ドライブデートを重ねると仲良くなるのもこの理論)
それだけでも楽になると思います。
ま、だまされたと思ってやってみ!
思わぬ効果に驚くと思いますよ。