評価するなら減点法よりも加点法
なんかギスギスしている…
世の中がそのように言われて久しいですね。
確かになんかギスギスしているように感じる。そんな方も多いのではないでしょうか。
私もそんな一人です。ホント、生きづらいなあと感じることがあります。
この状況について、私は減点法的思考がゆきすぎた状態だととらえています。
減点法的思考だと評価はどうしても低くなる
減点法的思考とはなんぞやということですが、簡単に説明したいと思います。
減点法思考とは、満点から減点していく考え方のことです。
例えば男性のルックスの満点を100点とするならば(女性のルックスだとメチャ叩かれそうなので)、
太っている −20
ハゲている −40
背が低い 170cm以上175cm未満なので−10
よって合計30点
などというような感じで評価するやり方です。
このような評価方法だと、ハゲているというだけで40点も引かれてしまって、いくら頑張っても評価が低くなる。私のような男は頑張りようがありません。
ハゲについてはいっそのこと障害者手帳を発行してもらいたいと思うほどです。
結局のところ満点ってなんなの?
逆にやせていて、フサフサで、背が高いという人であっても油断はできません。
この評価の仕方だと、まるで粗探しのように評価基準が増えていく恐れがあります。
ほくろがある
出っ歯である
足の爪が巻き爪である
などの基準でさらに減点される恐れがあります。
先に述べた条件に当てはまらなくても、なんのかんの結局満点が取れないという可能性もあります。
(下手すりゃマイナスになってしまう)
つまり評価基準が多くなればなるほど、どうしても評価は低くなってしまうのが減点法的思考なのです。
満点を設けない加点法的思考
その点加点法的思考だと自ずから評価は高くなっていきます。
加点法的思考とは、ゼロからどんどんポイントをプラスしていく考え方のこと。
すなわち、いいところを見つけたらどんどん評価が上がっていくということです。
その場合は欠点はマイナスになりません。
ひたすら長所を見つけてプラスにしていくのみです。
太っている 0
ハゲている 0
背が低い 0
だけど、もしこのような要素がプラスになれば…、
ピアニストのような手 20
目が大きい 10
肌がきれい 30
のように合計60点となり、先ほどの場合よりもポイントが高くなります。
注意点としては満点を設けないことです。
それは、満点を設けるとある程度のポイントで止まってしまうからです。
このように考えると批判的ではなくなります
減点法と加点法のそれぞれの違いを見比べてみましたが、大きく違いますよね。
評価のためにマイナス点を見つけるのかプラス点を見つけるのか?
視点が大きく違いますよね。
なぜ私がこのようなことを言うかというと、世間の声が批判的なものになっているからです。
何かと粗探しをしているような風潮に嫌気がさして来ています。
そのことについては後日まとめたいと思います。