転職活動の進捗度は0か100でしかない

転職活動での問題の一つに「退職願をいつ出すのか?」というものがあります。
多くの人は「転職先が決まってから」と答えると思われますが、「転職先が決まる前に出した方がいいのかな?」と悩んでしまう場合もあると思います。

それはあなたの現状次第と言わざるを得ませんが、私は転職先が決まってから退職願を出すことをオススメします。
なぜなら、会社を退職してから次のお仕事が決まるまでの間は収入がなくなるからです。
生活とお給料には密接な関係があります。

手応えあるかもしれないけれど…

ですが、無理にとは言いません。
もちろんその人の現在の状況によります。
メンタルに支障をきたす(もう来している)くらいとんでもなくストレスを抱えていたり、残業や休日出勤ばかりで転職活動をする時間もないような場合であれば、すぐ退職願を出してもいいかもしれません。

だけどその状況じゃ出しちゃダメだと言いたくなる人もいます。
それは「選考途中で手応えを感じたから」という理由です。

「面接で反応が良かったから」
というものから、
「すぐにでも来てほしいと言われたんで」
というものまで。

少しでも反応が良かったならば、自分の中で進捗率を弾き出したりしてしまいます。
「転職まで60%かな」みたいな感じで。
だけどそんな進捗率もあてになりません。すべて自分のさじ加減ですから。

いいですか!転職の進捗率は0%か100%しかないのですよ!
要は転職先が決まるのかどうか!
なのです。

つまり、転職先が決定していない状況で退職願を出すということは、0%の状態でことを進めるということ。
転職する気もないのに退職願を出すのと同じことなのです。

慎重であれ。そしてドライであれ。

このブログを書いているのは2月です。
多くの会社が4月に人事異動を行うことが多いタイミングでもあります。

こんな時につい考えてしまうのが「辞めるつもりの自分が組織見直しのタイミングでいても大丈夫なのだろうか?」ということです。
きっとこのような考えをする人というのは、会社のことを考えることができる人だし、仲間想いの優しい方だと思います。

だけどね。
転職活動をしている、もしくはこれからしようと思うのならば、そこまで考えなくていいと思うんですよ。

もし転職先が決定して退職をするというのならば、結局迷惑をかけることになるんです。
どのみち迷惑をかけるのであれば、やめ時などは考えなくてもいいと思うんですよ。私は。
中途半端に気を使うくらいなら、会社を辞めることもやめたらええんちゃう?と思うのです。

最後にもう一度。
退職願を出す時期は、転職を希望する会社から内定が出て労働契約を結んだ時。
それ以外はないのです。

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