未知のことにチャレンジするから成長する

私にはいろんな顔があります。
仕事は人のお悩みを解決することを生業にしているし(カウンセリングとかコーチングとか)、家庭に戻れば夫であり父親だったりもするわけです。

それぞれの立場にポジション(言い換えればレベル)というものが存在するように思います。
「思います」と書いたのは、そのポジションは目に見えないものばかりだから。
会社員のように係長や課長という役職があるのならば明確なのかもしれませんが、そもそもその役職につく基準も目に見えないものであることがほとんど。

ポジション=無形のもの

と言えます。

ポジションというのは成長の証

このポジションによって人生が変わってきます。
ポジションというのは成長の証です。成長することでポジションを高めていったと言えるのです。

例えば「高校生」という立場であるならば、その高校生におけるポジションを高めていくことで今後の進路の成否につながるわけですよね。

勉強に関しては偏差値という基準がありますが、その偏差値を高める努力、すなわち勉強をすることで志望校に合格したり、希望する就職先へ進むことができるわけです。
このような明確な基準があるものは取り組むことがたやすいと言っていいと思います。

逆にこのような明確な基準がないものはどう取り組めばいいのか?
どうやっていいのかわからない。そもそも何をすればいいのかわからない。
そう思われている人も多いのではないでしょうか。

これらのことが積み重なると「つまんない」という感情が生まれます。
つまんないと思い始めると取り組むことを避けるようになって、ポジションがどんどん下がっていっちゃう。
俗に言う落ちこぼれになってしまいます。

そこで私は気づきました。
「とりあえずやってみる」
実は根本的な考え方は勉強と一緒なのではないかと。

とりあえずやってみたらええねん!

例えば勉強を例に出すと、勉強が嫌い!という子供の気持ちってこんな感じなんじゃないかなと思うわけです。

・わからないからつまんない
・うまくできないからつまんない
・間違えてしまったらつまんない
・何に役立つのかわからないからつまんない

こんな感じではないでしょうか。ウチの子供を見ているとそんな風に思います(笑)。

これらの気持ちって、子供も大人の共通のものではないでしょうか。
実は根本は一緒なんじゃないかなと気づいたのです。

この4つの気持ちを理解すると、「どうやったらいいのか考える」ことがたやすくなってきます。
一旦勉強に置き換えてみると…、

・わからないからつまんない→解き方を知る=勉強でいえば教科書や参考書を見て解き方を覚える
・うまくできないからつまんない→できるまでやってみる=反復練習する(ドリルとか音読とか)
・間違えてしまったらつまんない→間違いを今後に活かすようにする=どこで間違えたのか見直す

こんな感じになります。
そして最後のものがどれもに共通することだと思います。

・何に役立つのかわからないからつまんない→知らない・できないことを克服するのが成長へのメソッドであると理解する=とりあえずやってみる

そうなんです。
ポジションを上げるためにはとりあえずやってみることが重要なのです。

失敗したことのある人が強いとはこういうことなのです

よく企業の面接では「今までの失敗した経験をお話しください」と質問されることがあります。

なぜ成功談じゃなくて失敗談を求めるんだ?

と思ってしまう人もいるかもしれませんが、実はもう答えは出ています。
それは成長しようと未知のことに取り組んだ人は必ず失敗するからなのです。成長しようとするならば失敗は不可欠なのです。

最初から何でもうまくいく人も案外いるのかもしれませんが、多分そんな人はずば抜けた実力を持っている人なのでしょう。
まるで「私、失敗しないので」でおなじみのDoctorXの大門未知子のような。
(見たことないから詳しくは知らないのでごめんなさい)

すなわち面接官の質問の意図としては「成長しようと取り組んできた人なのか?」というところなのです。
採用するならば最初から何もかもうまくできる人がベストなのかもしれませんが、見方によっては成長しようと泥臭く取り組んできた浪花節な人の方が魅力的です。
これはご理解いただけるのではないでしょうか。

今からでも遅くはないのです

同じ失敗を繰り返すのは論外だけど(失敗から学ぼうとしていない)、人間はどんどん失敗する方が魅力的だと最近思うようになりました。
失敗ばかりしていると苦労話になってしまいがちですが、それを笑い話で話せる人って魅力的ではないですか。

そして成長しようと取り組んでいると、思っても見なかったところで評価されることもあります。
とりあえずやってみようという気持ちで思い切ってチャレンジしたことが、たとえ失敗に終わったとしても別の道へ進むいいきっかけとなることもあります。

このことは自分自身にも言い聞かせていこうと思いますし、子供にも言い聞かせていこうと思います。
煙たがられないように気をつけながら(笑)。

こんなことを書いていたら、このことをうまく伝えるのにもってこいなニュースが入ってきました。
それは別の記事にまとめましたので、明日お伝えしたいと思います。

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