大きなお買い物の作法
Adjustment村川圭一です。愛車を購入してかれこれ4ヶ月が経過しました。
車というと大きなお買い物です。
今回は14年目に突入していた前の愛車が、走れないほどではないが車検を通そうとするとかなりの金額がかかるということだったので、泣く泣く手放すことになったわけですが(それにしても登録13年以上の車は自動車税が高くなるのってなんだろうね)、清水の舞台から飛び降りるつもりで購入したわけです。
こういう時に気にかかるのは周りへの報告です。
大きなお買い物の分だけやっぱり気を使ってしまいます。
確かに報告義務はありません。
だけど黙ったままにしておくのもどうかと思いますよね。
購入したものが車なので、出かける時には嫌でも相手の目に入ります。
その時に説明するのもめんどくさいし。
そこで報告するのもどうかと思います。
なんか「大きな買い物してやったぜ!」というのをアピールしているみたいに思われがちです。
特に今回の場合は仕方なく清水の舞台から飛び降りるつもりで購入したのにお金持ちのように思われるのは不本意です。
ホント金ねえっつーの!
そこで悩んだのですが、今回は報告しました。SNSでサラッと写真を載せた程度の軽い感じで。
軽かった分だけ直接会った人に聞かれた場合は説明が必要になってしまいましたが、これくらいなら可愛いものです。
選択は間違ってなかったかなと思っています。
そして反応もあれこれ。
いろんな反応がありましたが、それらの反応を受けて思ったことがあります。
それは「お買い物自体をほめる」くらいがベストなのかなということです。
例えば車であれば「いい車だね」とか「かっこいいじゃん」などと車のことだけをほめるということ。
家ならば「いい家だね」とか「おしゃれじゃん」とか。家のことだけほめれば相手に気を使わせません。
相手に気を使わせないほめ方が、相手にとってはベストなんじゃないかと思うのです。
正直嫌だったのが…、
「新車すげえな!」
「高い買い物して!」
などの金回りが良さそうに思われていると感じるもの。
気のおけない友達同士なのに、なんとなく序列ができてしまったように感じてしまいます。実際にはできてないけど。
「身分不相応」だと思われているのか?
相手に妬み嫉みの感情をいただかせてしまったか?
これらの言葉だとそんな風に妙に気を使ってしまいました。
考えすぎだと言われてしまうかもしれませんがそんな人なんですよ、自分。
なので自分はそんな対応はしないでおこうと思います。
そこで思う理想のほめ方は、
車であれば松任谷正隆さん。
家であれば渡辺篤史さん。
彼らのほめ方を参考にしたいと思います。
とりあえず家を建てたもしくは買った知り合いがいたら、肘当てのついたジャケットを着て建もの探訪したいと思います。