タマゴが先かニワトリが先か?優先順位は大切だ
おくすり手帳ってどうしてますか?
いつの頃からかお医者さんにかかるのに、保険証と診察券以外におくすり手帳が必要になりました。
趣旨としてはお医者さんから処方されたお薬のデータを一元化して、適正なお薬を処方してもらえるというのが目的だったと記憶しています。
正直めんどくさい制度ではありますが、薬害のリスクを避ける意味ではいい制度ではあります。
特に最近は医院の受付でお薬をもらうということがほとんどなく、大抵は医院に紐づいている調剤薬局でお薬をもらうことがほとんどなので効果的な制度と言えるでしょう。
ですがやっぱりめんどくさいのです。
携帯電話もスマホへと変わり、デジタルな環境に慣れてしまっていると手帳というアナログなものがめんどくさいと感じてしまいます。
今や電車に乗るのも切符を買わなくなった時代です。紙の手帳ってめんどくさいんですよねえ。
そのような人が多いのか、おくすり手帳を持っていかなくてもお薬を処方してもらえます。
おくすり手帳がなくても「これ貼っといてくださいね」とメモ書きのようなものを渡されるだけで済むので、おくすり手帳が狙い通りに機能しているのかどうかは不明です。少なくとも我が家では機能していません(笑)。
電子おくすり手帳が出てくるのは時間の問題だった
そんな時に私が目にしたのが「電子おくすり手帳」です。
かかりつけのお医者さんの最寄りの調剤薬局で導入しておられたのです。
そのシステムはソニーが提供している『ハルモ』。
http://www.harmo.biz
ただ単に紙の手帳がカードになるというだけだと思っていたら、離れて暮らす家族のお薬情報も一元化できると知り、なおのこといいシステムじゃんかと思いました。すぐにでも使いたいと思ったのですが、カードを入手するのにお金がかかるということでやめたんすけど(笑)。
そんな時にそのカードが無料で手に入れられるというニュースが。
『「電子お薬手帳」広がれ 滋賀県薬剤師会、3月末まで登録無料』(京都新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170221-00000008-kyt-hlth
滋賀県薬剤師会が推進ということで、滋賀県に住むメリットを久しぶりに感じているわけですが、うまくいくのかな?という思いがあります。
普及していないと使うことができない
というのも、そのシステムを目にしたのが冒頭の調剤薬局だけだからです。
かかりつけのお医者さんというのは一つだけではなくて、我が家でも小児科・内科・整形外科・耳鼻咽喉科・歯科・皮膚科などそれぞれかかりつけ医がいます。
だけどこのシステムを目にしたのは耳鼻咽喉科最寄りの調剤薬局のみなのです。
1ヶ所だけ電子化されても意味がないのです。
なぜならば、これも医院ではなく調剤薬局が薬を処方するというシステムが影響しています。
調剤薬局での処方といえども、確実にお薬のストックがあるわけではありません。
最寄りの医院で扱うようなお薬ならばストックがあるのでしょうが、ちょっと離れた医院で処方するお薬だと取り寄せになるということもあり得ます。
(実際にストックがないと言われて待たされた経験あり)
調剤薬局は小規模でやっておられるところが多いので、在庫を抱えてしまうことを考えると仕方のないことです。
ソニーと滋賀県薬剤師会に頑張ってもらうことを期待します
でもせっかくのチャンスではあります。
タダより高いものはないと言いますけれど、タダより安いものがないのも事実です。
性悪説もいいけれど、ここはソニーと滋賀県薬剤師会に頑張ってもらうことを期待して、登録しようと考えています。
もうアプリはダウンロードしてます
ソニーには全国的な普及を。
(滋賀県はたまたま導入されているが、他の多くの府県ではまだ展開されていないみたい。http://www.harmo.biz/customer/search/)
滋賀県薬剤師会には滋賀県内での普及を。
それぞれ頑張ってもらいたいものです。
でも本当はどっちが先なんだろう?
だけど本当はどっちが先だったんでしょうね。優先順位は。
調剤薬局への導入推進が先なのか?登録者数を増やすのか?
調剤薬局への導入推進が先ならば、登録者数が増えるまで不安ではあるし(ランニングコストもかかるし)。
登録者数を増やすのが先であれば、登録者からは不満の声が上がるし(使えへんやん!みたいに)。
同時進行が理想ではあるんでしょうが、そのためには国をはじめとした地方自治体などを巻き込む必要があるのでしょう。
マイナンバーの導入には反対だったけど、電子おくすり手帳は国や地方自治体を巻き込んでどんどん普及させていってほしいと思うくらいです。
(滋賀県薬剤師会を巻き込んでいるのは高評価です)
また最近増えている大手ドラッグストアが導入したら一発で普及するような気がするのですがねえ。
でもそうなったら零細の調剤薬局を守れんもんなあ。うーん、悩ましい。
優先順位はできることから
このように優先順位を考えることは目標の達成にも言えることです。
目標に対してどのようにアプローチをしていくのかを考えると、優先順位は必要になってきます。
必要なものを出して、必要な行動を出して、できることから優先してやっていく。
こういう考え方が必要です。
そんな講座を来月やります。
『敷居の低い目標設定講座』
日時:3月16日(木)13:00〜15:00
主催・会場:リラクゼーションサロン和顔施(滋賀県大津市)
受講料:3,000円
※目標達成に役立つAdjustmentオリジナルノート付き
詳細・お申し込みはこちらまで
http://www.kokuchpro.com/event/2dd53c7d872f226af69c1da5e874a833/
目標を達成したいあなたを、敷居を低くしてお待ちしています。