悪口。

自分が対象となると嫌なものだし、他人が対象となっているものを聞いても嫌なものです。
だけど言うと気持ちがいい。
それが悪口ではないでしょうか。

だけど悪口は人間関係を悪くしてしまうし、言った本人の評判も落とすものです。
言わないほうがいいに決まっています。

そこでまず、なぜ悪口を言ってしまうのか?
ということを考えてみたいと思います。

悪口を言う人の特徴

悪口をいう人の特徴を一言で言うと「負けず嫌いすぎる人」と言ってもいいでしょう。
とにかく負けるのが大嫌い。そのくせプライドが高い。

たとえば学校のテストなどで負けてしまうのも許せません。
そのエネルギーが次回のテストで頑張ろう!などとなればいいのですが、負けたことに卑屈になってしまってついつい悪口を言ってしまう。

たとえ自分と違う土俵であったとしても、共通点が見つかればつい勝負をしてしまう。
たとえば、同じ会社員というだけで他社に勤めている同年代の人と年収や昇進時期を比較してしまったり。
勝ち負けがつかないのに勝手に負けていると想像して、「自分は負けてない」とアピールするかのように悪口を言ってしまう。

そんな人は他人のことがうらやましくなってしまいます。
その感情は誰でもありますが、うらやましがることが過ぎるとアラを探すようになってしまいます。
たとえば家を購入した人に対して「あんな辺鄙なところに買うなんて」とか「あの家であの値段は買い物下手だな」とか悪口を言ってしまう。

こんな感じの人って多いですよね。残念なことに。

悪口のタイプを見極めて自分の中で消化する

心理学では伝達する情報が欠落してしまうことを学びます。
NLPでは『メタモデル』と言います。

メタモデルは大きく分けて3つのパターンがあるわけですが、それを悪口に当てはめてみるとこんな感じになります。

『省略』
「あれ取って」とか「お腹空いてんだけど」などと話すのがこのタイプ。
あれってなんなんだ?お腹空いてるからどうして欲しいんだ?と思ってしまいますが、それくらいわかってくれよ!というようなコミュニケーションのタイプですね。
できそうに思える長年連れ添った夫婦でも難問だったりします。
これを悪口に当てはめてツッコんでみると…、

「気が利かないね」→何が?どこが?
「よく生きてられるよね」→呼吸してないとでも?

という感じになります。根拠がわからないんだからただの罵詈雑言です。
なので「根拠も示せないアホはほっておこう」という感じで思っておきましょう。

『一般化』
「デートでは男性がごちそうしなければならない」とか「上司のお誘いは受けるべきだ」などというように、自分の中の常識を世間一般の常識のようにいうのがこのタイプ。「べき」とか「ならない」とか「当たり前だろ」というような感じでいう人は要注意ですね。
クソ真面目と形容される人に多く見られる傾向があります。

これを悪口に当てはめてツッコんでみると…、

「これくらいできて当たり前だろ!」→あなたには当たり前かもしれないけれど?
「働かないなんてありえない」→専業主婦だけでなく専業主夫も多くなってきた世の中ですが?
「みんなお前のことが嫌いだと言っている」→みんなって誰?全員の名前言ってみて?

という感じになります。
「井の中の蛙はほっておこう」「視野の低いアホはほっておこう」という感じで思っておきましょう。

『歪曲』
「太っている人は出世できない」とか「運転下手だから女の扱いも下手だろ」などのように根拠がないのに前提=結果というように結びつけて話してしまうのがこのタイプ。
憶測や自分の知りうる数少ないデータが全てのように考えてしまうんでしょうね。

これを悪口に当てはめると…、

「お前って雨男だよな」→365日雨が降っているわけではありませんけど?
「毎晩遅いのは夫婦仲が悪いからだろ」→仕事でいっぱいいっぱいなんですけど?

という感じになります。
「無理やり結論に結び付けようとするアホはほっておこう」という感じで思っておきましょう。

かわいそうな人だと思えば腹も立たない

こんな感じで悪口をいう人を捉えるとなんとなくかわいそうに見えてくると思います。
なんとなく哀れというか、情けないというか。

そう思えてくればしめたものです。
かわいそうな人だと思えば腹も立ちません。「しょうがねえか」という感じで思えるようになってくるから不思議です。

このように真正面から悪口を受け止めないようにしていきましょう。
真剣に付き合うのは、いろんな意味でムダですから。

もしもあなたが悪口を言ってしまっている人だったら…、こんな風にみられるんですよと思っておいてください。

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