「急だけど◯◯日は休業日にするから」なんていう社長がいたらいいね

ブラック企業の問題が露呈化するたびに、日本人は働きすぎだという議論になります。
海外の人は1ヶ月間バカンスをとるなんて話を聞いたりすると、日本人はそんなに長期間休めないよなあとうらやましく思う人も多いのではないでしょうか。

私が子供の頃と比べると、祝日は第○月曜日になったり(敬老の日と金)、土日祝がお休み(土日祝休みでなくとも年間休日125日とか)がお休みという企業も増えてきたので続けて休める休日は増えているのですが、慣れてしまうとそれほどの実感はなくなってきます。
土日祝休みでなかったり(隔週休2日制とか)、平日にしか休めない業種の方などはなおのことではないでしょうか。

11月はしようと思えば4連休にできる

そして今月です。
2017年の11月は23日の勤労感謝の日が木曜日なので、24日の金曜日に有給休暇を取得すれば4連休をとることが可能になるのです。
(もちろん土日祝がお休みの方に限る)

おお、ささやかではあるけれど長期休暇をとるチャンスじゃないかと思われた人も多いのではないでしょうか。
この機会に旅行でも行こうかと考えられた方も多いのではないでしょうか。
個人事業主の私もそんなことをふと考えたわけですが(本気ではないけれど)、気がついたことが一つ。

小学校休みちゃうやん!

そうなんです。
長期休暇バンザイ!と思ったりするものの、実は公立学校はお休みじゃないわけです。
すなわち家族旅行に行こうとすると、子供をズル休みさせざるを得ないわけです。
それでもいいという人は家族旅行に行こうと計画するのかもしれませんが、私はどうかなあと思います。

どんな理由にせよ、サボりはあかんやろ!

と、自分の学生時代を棚に上げて思ったりするのです(笑)。

国を挙げて休日を増やそうとするのなら官公庁が休まんと

昨今では政府が中心となって「もっと休もう!」というようなことを言っています。
前述した祝日を第○月曜日にスライドして3連休を増やそうとしたのもそうだし、大コケしている感のあるプレミアムフライデーなどもその一環ですよね。

だけど本当に増やそうと思うのなら、柔軟性も大事だと思うんですよね。
毎年第○△曜日は休日にするなどではなく、現在のカレンダーをベースに考えてもらってもいいのかなと思うわけです。
例えば…、

今年の11月24日は休日にします!

などと国会で急遽決めてもらってもいいと思うんですよ。公立学校も官公庁もお休みだと。
現状24日は登校日だし、開庁日だし、国を挙げて4連休とすることを推奨していないと思われます。
それくらいやってくれたら、政府の言う働き方改革が本気なんだなあと思うんですけどね。今は口先だけのことだとしか思えません。

そうか!国より先に一般企業がやればいいんだよ!

国がやらないのなら企業が勝手に進めるしかありません。
企業が勝手にやればいいんだと思います。

私も以前は祝日のある週は土曜日出勤(年間休日110日)という会社に勤めていましたが、クライアントは大手メーカーだったのでほぼほぼお休み。
なので出社する土曜日に社内行事を入れたりしていましたが、基本暇にしていました。
ホント、無駄だなあと思いながら出社していました(あえて働いていたとは言わない)。

それもこれも就業規則を遵守しなければならないという勘違い(もしくは経営者の都合のいい解釈)があるからだと思うんですよ。

就業規則というものは労働基準法を下回らなければ自由に決めていいものです。
なので一旦年間休日◯◯日と労働基準監督署に提出したとしても、それ以上休んでも何の問題もないわけですよ。
社長のさじ加減でそれくらい自由にしてもいいじゃないですか。

実際に休日をとるのが困難なように思われている流通業でも、「棚卸のため臨時休業します」とか「改修工事のため臨時休業します」というようにお店事態と閉める場合もあるのですから、稼動日=売上とならないであろう企業であれば自由にできると思うんですがねえ。

「急に思い立ったけど24日は休業日にするから、関係各所へ連絡しておいて」

なんて言ってくれる社長さんがいたら粋だと思うんだけどなあ。
一気に社員の株も上がると思うんですがね。

なあんてことを、24日が出社日(実は23日も)と言っていた妻を見て思いました。

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