初めての転職活動というと勝手がわからないことだらけだと思います。
学生時代に就職活動をしていたとしても、まったく勝手が違うものです。

例えば、応募書類は手書きじゃなくてもよかったり(パソコンで作成すればいい)、職務経歴書なるものを作成したりします。
曲がりなりにも一度は社会に出ているわけだから、当たり前と言えば当たり前。

そして面接でも志望動機よりも前職(もしくは現職)での経験や、そこで学んだことを問われることが多くなります。
採用担当者も学生時代の活動よりも職歴の方が気になったりするわけです。それも当たり前と言えば当たり前です。

アピールしたいのは経験から培ったスキル

採用担当者が知りたいのは、経験から培ったスキルです。
即戦力を求める企業が多いのでこれも当たり前と言えば当たり前。
例え職歴が浅くても、浅いなりのものを知りたいのが本音です。

職務経歴書や志望動機書(提出義務があれば)でそのあたりをアピールすることはもちろんのこと、面接の場でもアピールすることが必要です。面接の場では志望動機とからめてアピールするのが良いでしょう。

その際に必要なのは、応募企業・応募職種とのマッチングです。少し頭を使う必要があります。

同じ業種や職種であればマッチングしやすいですから比較的容易ですが、異業種や未経験の職種だといかに共通点を見つけてマッチングしていくのか?
そのためには求人企業の研究が大切になります。
次の章では営業職の求人に応募する場合を例に挙げてみます。

応募企業・職種と経験が同じもしくは近い場合

まずは営業職経験がある人の場合。マッチングしやすい人のケースです。
まず営業職というといろいろな要素があります。

・法人営業?個人営業?
・新規開拓メインの営業?既存顧客メインの営業?
・商材は有形物?無形物?
・商材の価格帯は?

これに関しては求人企業のことを研究すればわかります。
もし一部で多少のズレがあったとしても(求人が法人営業で経験が個人営業だったなど)、他の部分で合致する部分があれば問題ありません。そこを強調すればいいのです。

「前職では法人向けの営業をしておりました。顧客企業の担当者と良好な関係を築くことを心がけておりました。ですので個人営業であっても同様に良好な関係を築くことを心がけて、営業活動に取り組んでいきたいと思います。」

とかね。
このように考えると、販売員経験者などもアピールできるようになると思います。

応募企業・職種と経験がまったく異なる場合

次に営業職未経験者の場合。例えば経理職経験者だとします。
その場合は求人企業や求人内容をよくよく吟味する必要があります。

まず経理職経験者は「数字に強い」ことをアピールできる。
例えば少しでも数字に強いことが活かせる商材だとチャンスです。
保険や金融や不動産などだと数字に強いことが有利になるでしょう。

その他データを取りまとめて分析する能力もあると思います。
経理職とはデータをまとめる仕事でもあるので、その能力は営業にも活かせることでしょう。

そして経理職ってチームワークの仕事でもあります。
部署内で役割分担して仕事を進める必要がありますから、自然と社内での調整能力が身についていると思います。
そのためにはコミュニケーション能力が必要であることから、十分アピールできるポイントとなるでしょう。

このように自分の経験を振り返っていけば、案外マッチングできるものです。
もちろん「未経験のことに挑戦したいと思いました」というために、どの部分に興味を持ったのかということも併せて考えましょう。

「経理職としての経験を活かし、お客様のライフプランを共に考える生命保険営業に興味を持ちました。」

とかね。

いい自己アピールは採用担当者を助ける

このように考えることは、言い換えれば自分の経験の棚卸をするいい機会と言えます。
逆に言えばアピールポイントを深く考えないということは、自分の経験をないがしろにしているようなもの。自分のことを振り返る能力が劣っていると判断されてしまいます。

自分のことを振り返ってアピールするというのは、言ってみれば自己開示。
自己開示できない人間って付き合いにくいですよね。
(かと言ってあけっぴろげすぎても付き合いにくいかもしれないですけどね)

企業としても数回の面接で採用するか否かを決めなければなりません。すなわち採用の根拠を求めていると考えましょう。
その手助けが、自分自身をアピールすることなのです。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で