こんな本を手にしました。

『ちつのトリセツ 劣化はとまる』です。

タイトルだけを見るとちょっとどぎつい感じがしますけど、至って真面目な本です。
女性器のケアについて編集者の体験記を交えて書かれています。

私がこの本を手にしたきっかけは、監修者のたつのゆりこ先生を知っていたからなんです。
実は彼女とはNLPトレーナーズトレーニングの同期。イギリスで共に学びました。

さらに帰りの飛行機では隣同志だったこともあって、この本に書かれているようなことも少しおうかがいしていました。
助産師の立場から見て、最近は簡単なお産が少なくなってきているというもの。
確かに私の周りからもお産がしんどかったとか、自然分娩ができなかったとかを耳にすることが多いです。
セックスレスという言葉も普通に聞くようになっているように、子作りのための性行為で終わらせてしまう人も多いことが影響しているように思う。そんなことを記憶しています。

そんな彼女が本を出されたと聞いて迷わずポチッとしましたよ。
内容は真面目な本だとわかっているのですが、実店舗ではなかなか買いにくくて…。
表紙に「男性のお客様は、間違った期待をなさらないでください。」と書いてあるけど、抵抗はあります。
かといって読みたくもない雑誌の下にしてレジに行く年頃でもないですし(笑)。

リンクをごらんいただければわかるように、Amazonではベストセラー1位になっています。
(2017年9月21日17時現在)
みんなネットで買ってんのかもね。いい時代になったもんです。

女性器のケアを怠ることで老け込んじゃう

読んでみて上記の内容以上に衝撃的だったのは女性器を使わないことによって女性器自身が劣化するだけでなく、人間としての機能そのものが劣化していくというもの。老化が早くなるイメージです。
冷え性や肌の黒ずみ。尿もれ便もれなど。
これには驚きました。

そして編集者の方の体験記として、女性器ケアの方法から実践まで書いておられます。
たつの先生に会われた当初はそのようなことを口にするのが恥ずかしいといった感じの女性でしたが、実際にケアしていく中で体調も変化されていってご自身も変化されていくわけです。
その変化がテンポよく書かれていて、読みやすい本でした。

特に女性にとっては性に関する話題はタブーであることがほとんどだと思います。
男女間ではもちろんのこと、同性同士でもなかなか口に出さない。そんな感じではないでしょうか。
私がその話題をするともれなく「エロい」とか「スケべ」とか確実に言われてしまいます。
(これは私自身の責任…とは認めたくないものだな)
そのタブーを助産師の目線から体のことと結びつけておられる点は素晴らしいと思いました。

精神的・時間的以外にもセックスレスになる要素はある

セックスレスになるにはいくつかの要素があると私は考えます。

・精神的余裕がない(性欲がなくなった・忙しいとか)
・時間的余裕がない(共働きも増えたしね)

というのは想像がつくわけですが、もう一つ挙げると、

・身体的余裕がない

というものがある。
そのことをこの本で知りました。

男性からするとなかなかわからない部分ではないでしょうか。
男性にしてみれば勃つか勃たないかくらいでしかないわけです。それは見ただけでわかる。

だけど女性の立場からすると、入るか入らないか。受け入れようにも受け入れられない状態にあるということが往往にしてあるということなんですね。
そうなると性欲うんぬんの話ではないわけです。考え方によっては身体的なことから性欲の減退に繋がることも考えられます。「痛いから嫌だ」みたいに。

女性向けの本ではあると思うし、是非とも女性に読んでもらいたい本なのですが、むしろ男性が読んでもいいと思います。
この本を読むことで女性の身体のことに気を配れるようになれば、男性としての魅力も増すと思うのですよ。
女性に優しくなれる。そんな本ではないでしょうか。
是非読んでみてください。

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