他人に対してきびしすぎる人を目にすることが多いです。
こういう人は昔から多かったのですが、最近妙に増えているように思います。

指導レベルのことであれば「耳が痛いです」くらいのレベルであれば問題ありません。
(このレベルだと、むしろご教示いただけていると思えることもある)
だけど度が過ぎると人格を否定されたり(お前のこういう性格があかんねん!嫌いやねん!)、排除しようとされたり(二度と顔を見せるなとか)するなどのハラスメントに近いものとなっていきます。

またこれらのやりとりがが1個人対1個人というよう関係ではなく、1個人(有名人)対不特定多数といった感じで、殺伐とした雰囲気になっているのがネットの世界(典型的なのはヤフコメ)。
目を背けたくなるようなものが最近は多いです。

こういう人って周りからすると近寄りがたい雰囲気があります。触るとケガするぜ!みたいに。
本人としては正しいことを言っているわけですが、「何もそこまで…」というように思ってしまいます。だからややこしい。

今回はこのような人を『誰にでもストイック病』というように定義し、特徴を述べていきたいと思います。

『誰にでもストイック病』にかかってる人の5つの特徴

私が思いつくだけでもこの5つの特徴があると思います。

① 自分のことを卑下している
② 失敗することを異常に怖れている
③ 他人に対して何か引け目を感じている
④ 成功は楽して手に入れてはいけないと思っている
⑤ 目をかけている人に対して愛情が強すぎる

他にもじっくりと考えればでてきそうではありますが、とりあえず上記の4つについて考えていきたいと思います。

① 自分のことを卑下している

多くの人は自分のことを平凡な普通の人間だと思っていると思いますが、実はもっと低く見ているように思います。普通の人=末端の人間のように捉えているように思います。
そんな末端の人間からすると、確かに「自分でもできるのに」などと考えてしまうことでしょう。だからこそできない人が歯痒く感じてしまうのです。
自分ができることは誰でもできるはずだ。できないのは気合が足りないからだなどと、叱咤激励ではなく叱責してしまうわけです。

② 失敗することを異常に怖れている

失敗することを異常に怖れてしまうと、自分以外の他人が失敗しないように気を配るようになります。
ですがその気持ちが強すぎると厄介なもの。
指示を事細かにして一挙手一投足まで管理するようになってしまったり、やたらと報告を求めるようになってしまいます。
そんな人の指示に従わずに失敗しちゃったらもう!考えるだけでも恐ろしい。

③ 他人に対して何か引け目を感じている

ついつい他人と比べてしまうと、何か引け目を感じてしまうことがあります。職場での地位や年収や家族構成など。
そしてその引け目を感じている人が失敗すると異常に厳しくなってしまう。暗い気持ちになった分スカッとした気持ちが強くなり、ガンガン攻めてしまうことがあります。企業や芸能人の不祥事に対して食いつくのはその典型です。
またこれらの人がいい学校を出ているとか、スポーツの世界で活躍していたとなると「なんでこんな奴に負けてるんだ!」などというように厳しさが増幅してしまうようにも感じます。

④ 成功を楽して手に入れてはいけないと思っている

私より上の世代は「名刺を1日100枚交換してこい!できるまで帰ってくるな!」という研修を経験するなど、振い落しのようなことを経験してきた世代と言えます。
私が20代の時に勤めていた事務所にもあの電通の『鬼十訓』が貼ってあったりもしましたねえ。苦労して苦労して身につけろ!涙なしに身につけられるか!というような根性論で育ったストイックな世代でもあります。悪い言い方をすると頭使うより体使え!という人です。
なので苦労していないと感じるとその人に対して厳しくなる。精神論を振りかざすのがこのタイプです。

⑤ 目をかけている人に対して愛情が強すぎる

ことわざに「かわいさ余って憎さ百倍」というものがありますが、目をかけているからこその厳しさもあるように思います。
母性が強すぎるとでも言いましょうか。なんやかんや逐一注意するなんてのが典型例ではないでしょうか。
もちろん女性に限らず、男性でもこのようなタイプがいるので要注意です。
これが子供に対してだと、しつけのつもりでしていることが虐待につながる可能性もあります。

結局のところ十人十色なのですよ

これらの特徴って、ほんのちょっとの差だと思うんです。
劣等感や他人に対しての引け目など、全くもっていないという人は皆無ではないでしょうか。
だけどその劣等感などが強くなってしまうと他人に厳しくなりすぎて、人としての魅力を失う。ちょっとの差なんですけどね。

そうならないためには自分自身が幸せだと思えるようにすることも一つの手です。
幸せの基準は世間一般的なものではなく、自分自身の中にあります。
その基準を満たすためだけに生きていけばいいのです。
(ただし他人に迷惑をかけたり犯罪になるようなことを除く)

最近の私はチョコレートを食べるだけで幸せな気分になってます。
例え他人より劣っていることや嫉妬心などがあったとしても、気になりませんから。
チョコ食ってさえいれば十分なのです。些細なことなのですが。

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