つい冷静さを失いそうになった時に有効なのは…

人間って簡単に冷静さを失ってしまうものだ。

冷静に考えようと心がけていても、ちょっとしたことで冷静さを失ってしまうものだと思います。
そのちょっとしたことというのは感情を揺さぶられるもの。
喜・怒・哀・楽。
これらと結びつくと、簡単に冷静さを失ってしまいます。

『喜』と『楽』で失った冷静さはすぐに取り戻せることがわかった

この4つの感情はいずれも瞬間的に湧き上がるものですが、この中ではコントロールがしやすいのは『楽』だと思います。
これは先日経験したので間違いありません。

この写真をごらんください
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これは先日行った餃子の王将の店内にあったポスターです。
一目見て、私はものすごくテンションが上がりました。

餃子が食べ放題!
ドリンクも飲み放題!
ということは、あの餃子とビールというゴールデンコンビが食べ飲み放題じゃん!

感情でいうと『喜』と『楽』が入り混じりカーニバル状態。セクシーな衣装に身を包んだサンバのお姉さんが担ぐ御輿に乗っているような気分です。
やったぜ!って心から思いました。
その勢いで早速友人に「行こうぜ!」とLINEを送りました。そこで帰ってきた答えはこちら。

「王将で、2500円って高くない?」
「食えんでそんなに。餃子(笑)」
「大皿食えんで」

などなどと冷静な返しのオンパレード。
それを妻に伝えると、妻も同意見。「あんたダイエットしてるやん」ときたもんだ。

確かにそうかもしれない。
私が餃子の王将で支払う金額はおよそ1,000円前後。ビールをつけても1,500円くらいです。
2,500円食べて飲んでとなると、かなりのボリュームになることが予想されます。

うん。一旦頭を冷やそう。
そんな結論に至りました。

冷静さを取り戻すには一人だけで考えないことが有効なのだ

このことを経験し、冷静さを取り戻すには一人だけで考えないことが有効だと気付きました。
今回は『喜』と『楽』の感情から冷静さを失ってしまいましたが、『怒』と『哀』の感情でも同じことだと思います。

一人だけで考えるとなかなか他の考えに至らない。ものを見る視点をずらすことがなかなかできないと思うんですね。
ものを見る視点をずらすには第三者的な視線を持つことが大切だと思うのですが。感情が元になった考えというのは第三者的な視線で見ることを拒絶するように感じるんですよ。
第三者的な目で見ないとと思っていても、ついついそのことを忘れてしまいがちだと思うのです。

『喜』から生まれた考えは喜びに浸りたくなり、
『怒』から生まれた考えはその怒りを鎮めるために何をすればいいのかだけを追求するようになり、
『哀』から生まれた考えは負のことばかりに目を向けさせ、
『楽』から生まれた考えはその楽しさをもっと増幅させることしか考えない。

こんな感じではないでしょうか。
第三者的な目で見ることよりも、このように脳が働くような気がしてなりません。

そこで積極的に第三者の意見を聞くことで冷静さを取り戻すことができます。
今回の『喜』と『楽』のケースでは、浮かれ過ぎてしまっている自分に気づくことができました。
浮かれていてもよかったんだろうけれど、浮かれ過ぎはよくない。後で「やっちまったなぁ〜」と餅をつかずにすんでよかったと思います。
客観的に話を聞いて判断してくれる第三者(妻や友人)がいることに感謝です。

ですが、もしもそれが話しにくいことであったなら、親しい人には逆に相談しにくくなるかもしれません。
そんな時は私のようなカウンセラーやコーチに相談するといいと思います。いや、是非とも私にご相談ください(笑)。

う〜ん。
でもやっぱ、魅力的だな。餃子食べ放題。
もう一度冷静に前向きに考えてみよ。
だってお腹いっぱい餃子を食べるって幸せだろうから。

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