先日ヤフーニュースで、自分と家族を冷凍食品で育てた女性のことが記事になっていました。

『自分と家族を冷凍食品で育てた「冷食おばさん」の人生と夢』(NEWSポストセブン)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170312-00000003-pseven-soci

記事によると冷凍食品新聞社(こんな業界誌があるんですな)に転職して記者になった女性が、それをきっかけとして冷凍食品にどっぷりハマったという内容です。
家庭でも冷凍食品を出していた(家族も責めるどころか感動していたという理解のあるご家庭)というのですから、筋金入りですな。
ここまでどっぷりとハマっておられるとすごく清々しい感じがします。

ただ最近の風潮としては「お弁当に冷凍食品を入れないでください」のように、「冷凍食品禁止」を訴える学校や幼稚園などが出てきたみたいです。
我が子が通う小学校や保育園ではそのようなお触れはないようですが、なんか…、ね。

自分の手で一から作らないと「愛情をこめて」いないのか?

そういった学校や幼稚園の言い分としては「子どもの健康のため」というものがあるみたいですが、冷凍食品とか出来合いのものとかってそんなに体に悪いんでしょうかね?
お弁当の定番食品のイシイのハンバーグも入れられないんでしょうかね。

もう一つの理由としては「手抜き」を許さないというのもあるみたいですね。
「愛情をこめて作った」お弁当を食べさせてくださいというように。
おそらくこういう思いのある人は、手間暇かけたもの=愛情をこめていると勘違いしているような気がしてなりません。

専業主婦の割合がどんどん減ってきている昨今では、一から手作りのお弁当を作る労力や時間を捻出するだけでも大変です。
忙しい親が、朝早く起きてお弁当を詰めてくれるだけでも私は親の愛情を感じます。

私の住む地域では、中学校入学時からお弁当だったのですが、他の地域が中学校まで給食だったと聞くと「かわいそうに」という印象でしたもの。

好き嫌いの多かった私の好みを反映したお弁当。
世の中に二つとない唯一無二のお弁当。

たとえ前日の残り物が入っていたとしても、何の文句もなく(いや、多少はあったかも)、ありがたく食べてたもんな。
なので冷凍食品やレトルトのものが入ったお弁当でも残さず食べろよと子どもたちに教える方が、親の大変さや愛情を感じると思うんだけどなあ。

強制ではなくてお願いでいいんじゃないかしら

こんな感じで、手間をかけてくれたものは確かにありがたいけど、他人が強制することではないと思っています。
愛情のかけ方は人それぞれであり、その人のライフスタイルによって大きく異なってきます。
愛情をこめることを強制することは、その人のライフスタイルに大きく介入するといっても過言ではありません。

なので強制ではなくお願いレベルで留めておいてほしいなあと思うのです。
「冷凍食品はなるべく使わずに、手作りのお弁当だとうれしいです」
こんな言い方だったら、反発や落胆は生まれないと思うんですがね。身の丈に合わせて対応ができると思うのです。

愛情のこめ方は人それぞれなのですから。

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