老いることによって新たに生まれる感情

自分の年齢が一瞬わからなくなる歳になった!

「何歳だっけ?」
これは先日息子に年齢を聞かれた時に気づいたこと。
一瞬自分の年齢がわからなくなる。
老化現象の一つですが、私にも出てきたようです。

「42歳」
と自信満々に答えたのですが、考えてみればもう43歳。
堂々と一つサバを読んでしまいました。
情けないこってす…。いやあ、歳をとりました。

あの俳優さんもこの俳優さんも…

特に最近は有名俳優さんの訃報を耳にするたびに歳をとったことを感じるようになりました。
松方弘樹さんに藤村俊二さん。
テレビでおなじみだった人が亡くなってしまったと思うと、自分も歳をとったなあと思います。

幸いなことに友人の訃報を耳にすることはまだないのですが、そのうち聞くようになるんだなと思うと少しさみしいような気もします。
もちろん自分が第一報にならないことを祈るのみです。
蛭子さんのように「人生の目標は死なないこと」で今後はいきたいと思います。

歳をとることは悪いことばかりではない

さてさて、本題に入りたいと思います。

こんなことがあるまでは自分はまだまだ若いと思っていました。
ですが、身体的(脳も含む)なことや客観的な事実に触れると、どうしても歳をとったことを実感させられます。

そもそもがまだまだ若いと思うというのは、老いに対する抵抗からきているのではないか?
老いることを恐れ、忌み嫌っているのではないか?
そんなことを考えさせられたわけです。

確かに老いることのイメージといえばネガティブなものばかりです。
体力が落ち記憶力も薄れるなど(女性はさらにお肌のハリなども含まれるんでしょうね)、若い時と比べるとパフォーマンスは確実に落ちます。
そうなるのってやーねー。
てな感じで思ってしまうからこそ、老いってやーねー。なのでしょう。

だけど、老いることは悪いことばかりではありません。
老いることによって新たに生まれる「なつかしい」という感情が新たに加わるからです。

なつかしいと思うことで心地よくなることもある

私はこの「なつかしい」と思う感情にはいい効果があると思っています。
なぜなら「なつかしい」という感情がわくことで…、

・昔のことを瞬間的に思い出すことができ、脳がフル稼働する
・昔の良かった時のことを思い出すことができ、いい気分になれる

という効果があるからです。
脳みそをフル回転するのは脳が老いることを避けるためにフル回転しているのかもしれませんが、良かった時のことを思い出していい気分になれるのは思わぬ副産物だと思うのですよ。
この副産物を思う存分味わうことができるのが、老いなのだと思えば悪い気はしませんよね。

そう思ったのはここ最近なつかしい車を見ることがよくあったからなのです。
その車は今からおよそ20年ほど前のもの。
クラシックカーと呼ばれるような車は見ることもあるけど、この年代の車ってあんまり見ないんですよね。

例えばこんな車とか、
Be-1

こんな車とか。
ミュー

どうです?
読者のみなさまの中にも「なつかし〜」となった車があるのではないでしょうか。

そう思ったと同時にあなたの脳がフル回転し、いい気分になられたのではないでしょうか。
あなたが老いているかはともかく、老いはけっして悪いことばかりではないのだということをお伝えしておきたいと思います。

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