キャッチコピーに目を奪われることってあるよね

兎にも角にも街にはキャッチコピーがあふれています。
昔は商品広告の世界の話だと思っていましたが、最近では求人広告でもキャッチコピーが重要視されてきているように思います。

またビジネス書のタイトルもキャッチコピーめいてきていて、タイトルの面白さにつられて手にとったけど結果つまらなかったなんて人も多いのではないでしょうか(笑)。

糸井重里氏が世に出て「コピーライター」という職業も認知されるようになって、そのスピードが加速しているように感じますね。
広告はまず目に止まり関心を抱かせる必要があります。内容は二の次。
もちろん内容も重要ではありますが、まずは見てもらうことなのでしょう。

だけどキャッチコピーがすべてではない!

そんな時代だからこそ恐ろしいのは、そのキャッチコピーを見ただけですべてを理解したつもりになってしまうことです。

特にビジネス書などはタイトル(もしくは帯)を見ただけでなんとなく読んだような気になってしまうことが多いように思います。
だけどしっかり読んでみるとそうではない。タイトルが過激なものであればあるほどギャップが激しかったりします。

私が読んだことのある本のタイトルでいうと、

『食べてやせる 寿司ダイエット』伊達友美(健康人新書)

ダイエット関連の本は、このような食欲に訴えかけてくるタイプのタイトルが多いです。
タイトルを見たときに「やった!お寿司大好き!」と思っちゃうようなものが。

もちろん寿司ダイエットだからと言って寿司ばっか食べればいいってわけではありません。
このタイトルを鵜呑みにして「やせるためには寿司しか食べない!」って思ってはいけません。しっかり読んで内容を確認しましょう。

『食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字<上・下>』山田真哉(光文社新書)
 

ベストセラーにもなっていますから、もうすでに読まれた方も多いと思います。
読まれた方はご承知のことだと思いますが、このタイトルの言いたいこととしては「食い逃げの損失よりも食い逃げを監視するアルバイトの人件費が高いのであれば、アルバイトを雇わなくても利益は出ます」ということ。
この本のタイトルだけを鵜呑みにして、アルバイトを雇わずに無理してお店をやっている人はいないでしょうが、念のため。

私は読んでいませんが、経済学者が書いている本も過激なものが多いように思います。おまけにネガティブな方で。
経済学者って叩かれやすい職業の一つです。
例えば今後の景気のことを聞かれたとして、「好況が予想されます」とか答えて景気が悪くなったらえらいこと叩かれちゃいますよね。
「不況が予想されます」と答えて結果好景気だった方が傷は浅くすみます。
なので、中身にしっかりと目を通してみないとタイトルの意味がわからなかったりするので、気になるタイトルの本があれば是非とも読んでもらいたいと思います。

最近の私がキャッチコピー買いしちゃったもの

そんなことを言ってきましたが、私ももれなくキャッチコピーにつられてしまうことがあります。
それもけっこうな頻度で。

最近キャッチコピー買いしちゃって失敗したなあというものも一応紹介しておきます。

日めくり まいにち、筋トレ(比嘉一雄)

最近はやりの日めくりカレンダーの筋トレ版です。
タイトルはともかく、下部に書かれた『超カンタン!1日1トレ』というコピーに惹かれて購入しましたが、どこが超カンタンなんだよ!

筋トレ系のものは著者と購入者の体力差があるものがあって、著者にとっては簡単でも自分にとっては簡単ではないというものがよくあります。
もちろんこれは著者が悪いわけではなく、体力と根気のないわたしが悪い(笑)。誇大広告ではなく、簡単な人にとっては簡単な運動なのですから。

だけど私にとっては簡単ではない。
今では日めくりに書かれた格言を見るのも辛いっす。もう何ヶ月かめくってません(笑)。
欲しいという人がいれば、もれなく差し上げたいと思っています。郵送希望の場合は送料負担してね(笑)。

キャッチコピーにつられてもいいが、中身を知ることを怠らないこと

要はキャッチコピーはあくまでもキャッチコピーでしかないということです。
キャッチコピーの役割は要点をまとめることではなく、目を引くこと。それだけでしかありません。

もちろん内容に言及しているキャッチコピーもありますが、それで全てを理解できるわけではありません。
そんなことが可能であれば、出版業界はより不況になってしまうでしょう。タイトル見ただけでOK!ってなって誰も買わなくなりますから。

製品であればキャッチコピーにつられて手にいれて、使い方を理解して使ってみる。
(ただしゲームは説明書を読まなくてもいいと思っている私)
本であればタイトルにつられて手に入れて、内容をしっかりと理解する。

その段階を踏んでいくことで、経験を積み成長をしていくわけです。
もしそのものに不満を感じたとしても、それはいいモノじゃないことがわかっただけで失敗ではないのですから。

このことを忘れてはいけませんよね。気をつけようと改めて自分に言い聞かせることにします。

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