年の瀬だから2016年に読んだ本を振り返ってみます

2016年も読書を楽しみました

年の瀬になって、今年一年を振り返るという企画をよく目にします。
そこで私は私らしく、今年読んだ本を振り返ってみたいと思います。

最速でおしゃれに見せる方法/MB

ファッションメルマガでも有名なMBさんの本です。
私は今年ダイエットに取り組み、体重を16kg減らしてサイズを大幅にダウンさせることに成功したのですが、この本はそのダイエット前に読みました。
偶然手にしたのですが、その後服を大量に買い換える必要があったので非常に助かりました。
メンズファッションについてここまで丁寧に描かれている本は少ないと思うのと(スーツの着こなし的な形式的なものはよくみるけど)、抽象的なニュアンスに頼ることなく書かれているのがいいと思いました。私にはスッと入ってきましたねえ。

ビタミンCの大量摂取がカゼを防ぎ、ガンに効く/生田哲

毎年のように風邪をひいていた私ですが、この本を読んでから毎日ビタミンCを多く飲むようにしています。
そのせいか今年は風邪を引かなかったなあ。
風邪かと思ったらアレルギー性鼻炎だと診断されたり、ちょっとおかしいと思った時はより多くのビタミンCを飲んで対応したら治ったりして、本当に効果があるなあと思ってます。

年上の義務/山田玲司

私も社会に出てから20年ほど経ちますが、教わっているようで教わっていないのが年上としての振る舞いです。
終身雇用制度の頃は先輩や上司であればほぼ年上だということになると思いますが、終身雇用制度崩壊後の現代では年下の上司なども出てくる時代です。
上下関係での人付き合いについて言及している本は多いと思いますが、シンプルに「年齢」を前提にしたアプローチってなかなかないように思うのですよ。
そういう意味ではこの本を読んで腑に落ちる部分も多く、自分の振る舞いを見直すきっかけになりました。
さて、私の振る舞いは変わっているでしょうか(笑)。

笑いの力/Wマコト

お笑い芸人から転身し、現在は放送作家、そしてセミナー講師としてコンビで活動されているWマコトさんの処女作です。
セミナーの内容そのままに本になっている感じで、非常に読みやすい本になっています。
彼らのすごいところはお笑い芸人の話すことを書き起こして法則を見つけ出したこと。
その法則を活かすコミュニケーション術に言及されているところです。
お笑いが好きだけどコミュニケーションに悩んでいるという人にはもってこいの一冊です。オススメ!
(個人ブログで読書感想文を書いてます。 http://ameblo.jp/muran556/entry-12194822632.html

偏差値78のAV男優が考える セックス幸福論/森林原人

大きな声で語るのがはばかられるのがセックスでしょう。
それまでは男性の話題というイメージがありましたが(はしご酒2軒目みたいな)、草食系男子なんて言葉が生まれるくらい男性は語らなくなり、それとは逆に肉食系女子なんて言葉が生まれるくらい女性が語るようになってきました。
そんな時に手にしたのがこの本。筑駒出身のAV男優である森林原人さんが書かれたセックスについての本です。
それまで男性やAV男優がセックスについて語ったものって、どちらかというと肉体的な快楽やテクニックについてのものばかりだったように思うのですが、この本は精神的な部分メインの本です。
ビジネスのセックスとプライベートのセックスといずれも経験してこられたからこそ書けたこの本。読むだけで女性に対して優しくなれるような本だと思います。

すごいバーベキューのはじめかた/たけだバーベキュー

バーベキュー芸人として年間250回肉を焼いているというたけだバーベキューさんの著書。
肉を焼く楽しさがわかりかけていた時に読んだのですが、楽しいと思っていた理由がわかったし、読んでより楽しくなりました。
アウトドアクッキングってめんどくさいことも多いけど、それを楽しむことがバーベキューなのですよ。
そのことに改めて気付かせてくれた本だと思います。
(個人ブログで読書感想文を書いてます。 http://ameblo.jp/muran556/entry-12194789599.html

問題物件/大倉崇裕

福家警部補シリーズなどでおなじみの大倉崇裕さんの短編集。
ミステリでは禁じ手と言われるような展開ですが、逆にそれが心地いい。禁じ手を用いての捜査のスピード感たるや(笑)。
ミステリの常套手段を皮肉った東野圭吾の名探偵の掟とは書き方などは全く異なるのですが、ついつい思い出してしまうような感じ。
骨太のミステリも面白いけど、こんな変化球のミステリもありだと思わせてくれる一冊です。

侠飯/福澤徹三



この本はドラマから読む気になった本なのですが、ドラマが進むよりも先に一気に読みきってしまうくらい面白かったですねえ。
ドラマは1作目のストーリーなのですが、驚きは2作目3作目。
登場人物が同じでネタバレしているのに、それでも最後まで息をつかせぬ内容になっているのです。わかってるのにわからない。とにかく先が知りたくて知りたくて一気に読みました。
そんな人でなおかつ電子書籍ユーザーの方には下記リンクの合本タイプがオススメです。価格もお安くなってます。

来年以降も『敷居の低い読書会』やるよ!

敷居の低い読書会2016年12月

こんな感じで特に印象に残った本を紹介していきましたが、本当はもっと紹介したいくらいなんです。
読書会でシェアした以外にもいい本は多かったので、その辺りは読書感想文をもっと書いていったほうがいいのかな。
どんどんシェアしていったほうが印象にも残るしね。

今年は天候にも恵まれ毎月『敷居の低い読書会』も開催できました(昨年は一回だけ台風のために延期した)。
『敷居の低い読書会』はまだ手を出したことのない本と出会い、人と出会える場です。
来年以降もいろんな本と人と出会っていきたいものです。

新年一発目の敷居の低い読書会は、2017年1月11日(水)。
シェアしたい本はだいたい決まっているけど、この年末年始でさらに読み進めていきたいなと思います。

時間あるかな(笑)。

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