今回は、今まで受けた面接の中でもベスト5に入る腹立たしいものをネタにしたいと思います。
今思い出すだけでも腹立たしい。忌々しい面接でした。

詳しい事業内容は忘れちゃったんですけど、相手は飲食業界を相手にしているIT系企業だったと思います。勤務地は大阪。
IT企業だったかどうかは忘れましたけど、とにかく顧客は飲食業界。飲食店が中心だったように思います。

そして面接会場に着き、集団面接の場に通されたのですが、まず出てきた質問がこんな感じの質問でした。

「我が社はだいたい終電間際まで残業しています。下手すれば終電を逃してタクシーで帰宅することもあります。村川さんはご自宅が滋賀県でらっしゃいますが、大丈夫ですか?」

無理に決まってんだろうが!

確かに近いところに住んでいれば、タクシーでの帰宅もまだ可能でしょう。
だけどそもそも電車がなくなるまで残業するってどういうこと?
履歴書をひったくってそのまま退場してもよかったのですが、あえて聞いてみました。

「なぜそんな時間までみなさん残業しておられるのですか?」
「飲食業界が相手なので、お客さんとの打ち合わせ時間がどうしても遅くなってしまいがちなんです。飲食業界をご存知でしたらお分かりだと思いますが。」

飲食業界はよく分からない(当時は)けど、そんなに日中に商談するのが困難なのか?
ならば、労働条件はどうなんだ?

「定時は朝の9時からとなっていますが、そんなに遅くまで残業されているのにフレックスタイム制度ではないのですか?」
「はい。社内での打ち合わせが朝一番にありますので、フレックスタイム制度の導入は考えておりません。」

「そうなると時間外手当がものすごいことになりますね。」
「営業職には営業手当がついておりますので、時間外手当はつきません。」

「帰宅時のタクシー代は会社から支給されるのですか?」
「個人負担となります。」

はあーーーーーーっ?

なんだそりゃ!

「ならば御社で勤務するのは無理です。」
「ですよね。前もって確認すればよかったですね。今回はお呼びして申し訳ありません。」

こんな感じで面接終了。だいたい5分くらい。
履歴書は即座に返してもらえましたけど、交通費は出ませんでした。往復2,500円くらい払って5分で終了。なんやそれ。

だけど飲食業界がクライエントの企業って、多かれ少なかれこんな会社が多いと思います。
飲食業界を相手にしていると、どうしても商談の時間が夜間にずれ込むということもあるようですから、しょうがないことではあるんでしょうが…。

だけど僕が言いたいのはこの一言。
「顧客に柔軟に対応するんであれば、従業員にも柔軟に対応しろよ!」
ということです。

顧客を重視して、柔軟に対応するのは当たり前のことだとも言えます。
ならば、それに合わせて勤務形態を調整することが必要だと思うわけですよ。
多くの企業の定時である時間帯に対応するのが難しい顧客ばかりなのであれば、定時をずらせばすむ話でしょう。
もしくは、定時をずらす必要のないように、営業努力で定時内に面談するように工夫することも必要だと思います。

そもそもが、フレックスタイム制度などを導入せずに経営が成り立っているのは、時間外手当を支給していないからでしょう。
オフィスを見回すと若い人ばかりだったように思うので、きっと体力もあるだろうし、それに甘えている経営と言ってもいいでしょう。

時間外労働の時間数を気にするだけでなく、インターバル(退社して出社するまでの時間)の時間も必要です。
そしてそれを管理するのは従業員個人でなく、企業がするべきことです。会社に対して遠慮がちになってしまうのが従業員。そんな従業員に管理なんてできるはずがありませんから。

このことを放棄しているような企業で働くのはやめておいたほうがいいと思います。
従業員よりも顧客を重視する会社で働くことは、自殺行為ですから。