人間生きていると、どうしても人前で話さなければならない時があります。
それと同様に、初対面の人と話さなければならない時があります。

僕は職業としてカウンセリングやコーチング、セミナーの講師をしているのでどうしても人前で話さなければならない生き方をしています(笑)。
また読書会などのイベントを主催していたりしているので、さらに人前で話す機会があります。

人前で話すことが好きだ!というのであれば問題ないのですが、僕はもともと人前で話すのが好きではありません。
家族や友人などの親しい関係となった人と話すのは好きだけど、知らない人や大勢の人の前で話すのはちょっと…、というタイプの人なのです。
(なかなか信じてはもらえないけれど)

このように僕と同様に人前で話すのはちょっと…、という方は案外多いのではないでしょうか。
緊張するとか口下手とか滑舌が悪いとか目立ちたくないとか人によっていろんな理由があるとは思いますが、内向的な人って同じような人が多いと思うのです。

だけどどうしても人前で話さなければならない。仕事であればなおさらです。イヤだなんて言ってられません。
どうすればいいのでしょうか?

そこでNLPをベースに考えてみると、『ステート』を変えればいいんじゃないの?と考えるわけです。
『ステート』とは状態のこと。その瞬間の内面と外面のコンディションのことなのですが、この『ステート』を変えることで人前で話すことが苦手だということを克服しようと考えます。

例えば芸能の世界では「普段は地味なのに舞台に上がるとものすごい存在感が出てすごい!」なんて人もいると聞きます。
このような人はおそらく舞台に上がる時に「演者としてのステート」に切り替えができているのです。
演者としてどのような成果を求めているのか?そのためにはどのように振る舞いたいのか?そのことを事前にイメージできているんです。

もちろんこのような人は無意識にそのイメージができているのかもしれません。だからすごいと言われるのかもしれません。
逆にこのような人ではない方はそのイメージができていない。イメージすることの効果を知らなかったわけです。
だけどもうお気づきでしょう。どうすれば人前で堂々と話すことができるのか。

人前で話し、そしていい結果が生まれることをイメージすればいいのです。
そのためのイメージ作りのアプローチは色々あります。

例えば「○○さんのように話したい!」というロールモデルを見つける方法もあります。もしそのロールモデルが見つかったのであればよくその人を観察してください。
話し方やしぐさを見るだけでなく「どんなことを考えてこの話し方をしているのか?」「あのしぐさはどんな感情から生まれてくるのか?」を感じ取ることが観察です。そうしないとただのモノマネになってしまいます。モノマネでうまくいくほど甘くはありませんからね。

ちなみにNLPの『ステート・チェンジ』のワークでは(僕なりに分けてみると)、
・感情のステート
言葉や仕草に出さずにその感情のステートに入り、それを他の人がどのような感情のステートに入っているのか当てる。
・立場のステート
様々な立場の人のステートに入る。僕が経験したな方では「狂った科学者」なんてお題もありました(笑)。
などがあります。

『ステート』を変えることは決して難しいことではありません。
とりあえずなりたい自分、そして手に入れたい成果を手に入れたところをイメージすることからはじめましょう。
それを繰り返すことで、緊張はするかもしれませんが、人前で堂々と話せるようになると思いますよ。