NLPを学ぶと、後悔することがなくなります
今年の1月に、このホームページに中学生と思われる子から問い合わせがありました。
内容は「ついついカンニングをしてしまい先生に怒られた。どうしたらいいでしょうか?」といったような内容でした。
本来であれば無料で対応することはしません。
ですがその時はたまたま気分がいいことでもあったのでしょうか(正直忘れた)、対応することにしました。
その回答として僕がこれまで多く経験してきた謝罪の方法(笑)について説明しました。
その方法を参考にしてくれたのなら幸いだと思っています。
その前に強く訴えたのは「過去に起こったことは変えられないし、近い将来に起こりうることもピタリと当てられない」ということです。
問題解決をする時にはそれらのことよりも重視すべき点があるからです。
だけど、この子と同じように「どうしよう」「きっと予想通り悪いことが起こる」と考えている人が多いんじゃないですか?
その気持ちもよくわかります。なぜなら僕もそんな人だったから(笑)。
今となっては笑い話ですが、しょっちゅうくよくよしてましたもの。
それが近々の話ならともかく学生時代のことでくよくよしていたりするもんだからタチが悪い。
みなさんも覚えがありませんか?
・成功したことよりも失敗したことを多く覚えている。
・「あの時もっと◯◯しておけば…。」「なんてことをしてしまったんだ…。」と後悔していることがある。
・太宰治の「生まれてすみません。」って言葉にものすごく共感している。
こんな人は要注意ですよ。
反省は必要なことですが、過去を省みて後悔することで終わってはいけません。
その過去から導き出される解決法、すなわち対策を練ることが大切なのです。
過去の悪い印象はNLPで変化させることができます。
過去に起こった事実は変えられませんが、過去に起こった事実に対する印象や感情はコントロールすることができます。
だからどんどん対策を練っていく方に注力した方が、そのあといい結果を生むことも多いし、あなた自身を守ることにもなると僕は考えています。
言わばあなたの視点を「後悔」から「対策」へと調整、アジャストメントすることをおすすめします。
僕はカウンセリングやコーチングを通してその調整のお手伝いをさせていただくことができますし、NLPを学ぶことで自分でその調整ができるようにもなります。
セルフケアができるNLPの持つ力のひとつであります。
その後冒頭の子からは連絡がないけど今頃どうしてるかな。元気にやってればいいけど。
「便りのないのは良い便り」ということで、元気にやっていると思っておくことにしよう。
注意:このように無料で対応することは基本的にしませんので、この記事を読んで「無料で答えてくれるんでしょ!」と問い合わせしてくるのはご遠慮ください(笑)。