NLPを学ぶと自分にも人にも優しくなれる

このブログではNLPを学ぶとどうなるかということを書いていきたいと思います。

もちろんどうなるかと聞かれると答えは一つではありません。

今回第1回目に挙げるのは「自分にも人にも優しくなれる」ということです。

 

「自分のことをストイックに律している」という方も多くおられると思います。

有名人なんかでいうとスポーツ選手ではイチロー選手だったり、役者の世界ではロバート・デニーロ

なんかがその代表例としてあげられることも多いでしょう。

 

ですが僕は「ストイックに律する」という言葉が独り歩きしてしまっているような気がするのです。

例えばちょっとしたミスをした時に自分を責めてしまう人が多いようにも思います。

「自分はダメな人間だ。」「何をやってもうまくいかない。」「人生やり直したい。」などなど。

このような言葉で自分を責めてしまった経験は少なからず誰にもあると思います。かく言う僕も

そうでした。

 

だけど冷静に考えると、上記の言葉が少しおかしいことに気づきます。

僕ならばこうツッコミを入れたくなります。

 

「自分はダメな人間だ。」→「あなたの全部がダメなのですか?いいところが全くないんですか?」

「何をやってもうまくいかない。」→「うまく日本語を話せているではないですか。」

「人生やり直したい。」→「過去に戻ることはできませんよ。」

などと。

 

これはNLPのスキルの一つである「メタモデル」の応用です。

人間というのは言葉を省略しがちです。

「以心伝心」や「阿吽の呼吸」などという言葉に代表されるように、関係性が近くなればなるほど

言葉は少なくなっていきます。

 

ある夫婦がいます。

夫が「お茶」というだけでお茶が出てきます。

本来であれば「お茶をくれ。」。

もっと言うなら「あなたが僕の湯飲み茶碗に60℃くらいのお茶を注いでください。」などと

いうのが正しい日本語。

だけどこんなしち面倒くさい言い方はしてられないですよね。だから言葉を省略していくのです。

 

ところが上記のような省略の仕方を自分自身に対してしてしまって、自分を苦しめているなんて

バカげていると思いませんか?

 

誰にでもいいところはあります。

誰にでも人に負けてないところがあります。

人間の価値は一つではないのですから。

 

ストイックに自分を律するのは素晴らしいことですが、このように一歩間違えると自分自身を

責めることになります。

下手したらあなたの周りの人を責めることになってしまうかもしれません。悪気はないのに。

ドMの人ならいいんでしょうけど、ほとんどの人はドMではありません。「ド」をつけられるほど

Mを極めてる人はほとんどいませんから(笑)。

 

そんなことに気づかせてくれるのがNLPだったりします。

そして同じようなことをあなたの周りの人が言っていたら、よりわかりやすくこのことに

気づけると思います。

あなたがこのようなおかしさに気づいた時に、もっともっと優しい人になっているはずです。

 

それがNLPなのです。

NLPのエッセンスは日常生活の中にあふれていると言われる所以もこんなところにあるのです。

 

こんな感じで、今後もNLPを学ぶとどうなるのか?ということを書いていきたいと思います。

もちろんそれ以外のことも書いていくつもりですが(笑)、次回以降ご期待ください。

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